遅れているプーチン大統領年次教書発表
このような米国の意図的偽情報(ディスインフォメーション)があふれる中、露プーチン大統領の年次教書発表が遅れています。
前回の大統領年次教書発表は2021年4月21日でした。
昨年末の段階では、プーチン大統領年次教書発表は2022年1月になるだろうとのことでした。
今回の大統領年次教書は新生ロシア連邦誕生後28回目となり、プーチン大統領にとっては18回目の大統領年次教書になります。
筆者は毎年、大統領年次教書発表を楽しみに待っています。プーチン新大統領の2000年7月8日の第1回大統領年次教書から、筆者は毎年実況中継を観てきました。
1月22日の露大統領府ペスコフ報道官の発言では、コロナ禍により数週間は遅れるだろうとのことで、年次教書発表日は現状未定です。
現在米露高官協議が断続的に進行中なので、この米露協議の結果を受け情勢を見極めた上で、今年の年次教書を発表するものと推測します。