継続する米露高官協議
予定通り2022年1月21日、スイスのジュネーブにて米露外相会談が開催されました。
筆者はNHK夜9時のニュースで会談冒頭部分を観ておりましたが、露S.ラブロフ外相の余裕ある態度と米A.ブリンケン外相の硬い姿勢が対照的でした。
好対照の2人を観て、やはり役者が違うという印象を受けました。
露ラブロフ外相は「米側の要求により米露外相会談が開催されることになった」と発表しましたので、露側ペースで交渉が進展していることが窺われます。
1月21日付・露コメルサント紙に拠れば、ラブロフ外相は露側提案(NATO東進せず要求)に対する回答を求め、米側は来週1月30日までに文書で回答すると約束しました。
この回答を受けて米露高官協議が継続され、既に再度の米露首脳会談開催も取り沙汰されています。
米露首脳会談が開催され、米露外相会談が実施され、再度米露首脳会談の可能性が取り沙汰されている中で、ロシア軍がウクライナに侵攻することはあり得ません。