3発エンジンの無尾翼機など次世代戦闘機の実証機が飛行
米製F-35に近いコンセプトのJ-35/Aの生産数はまだ限られているものの、今後数年のうちに急増するのは必至。J-16DおよびJ-15DT/DH(電子戦機)は米海軍のEA-18Gグラウラーに匹敵する能力を持つ。米海軍以外でEA-18Gグラウラーを運用するのはオーストラリアだけだ。
昨年、3発エンジンの無尾翼機(J-36)やF-22サイズの無尾翼機(J-50)など次世代戦闘機の実証機が飛行。広帯域ステルス特性を備え、長距離ミサイルを内部搭載できるよう設計されている。UCAV(無人戦闘機)やCCA(協調戦闘機)開発も西側の想定を上回るスピードで進む。
中国の航空戦力の急速な進展において最も顕著な脅威となっているのが空対空やSAMのミサイル技術の向上だ。現在、中国空軍はPL-15やPL-17といった米国や欧州、ロシアと同レベルのミサイルを射程で凌駕する空対空ミサイルを実戦配備している。
新型のPL-16はJ-20への6発内部搭載を可能にしている。米軍の主力ミサイルであるAIM-120C/Dと比較して、射程だけでなく最高速度でも優位に立っており、同時に発射しても中国のミサイルが先に標的に到達するという戦術的利点を生み出している。