中国の造船能力は米国の232倍に達している
米海軍情報局によると、中国の造船能力は年約2325万トンに達し、米国(10万トン未満)の232倍に達している。中国海軍は主要戦闘艦、潜水艦、揚陸艦など370隻以上を保有、2030年までに425〜435隻に増えると分析されている。米海軍は約295〜296隻だ。
米国は西側同盟国の協力があったとしても中国の軍事的な台頭を抑えるのは難しい。世界最強の軍事力を持っているというだけで国際ルールに縛られずほしいままに行動するドナルド・トランプ米大統領も中国やロシアには強く出られない。
グリーンランドに対する恫喝でNATOの基盤を損ない、自ら墓穴を掘っていると言う他ない。
【木村正人(きむら まさと)】
在ロンドン国際ジャーナリスト(元産経新聞ロンドン支局長)。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争 「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。


