昨年半ばの推定で少なくとも約300機のJ-20戦闘機が運用開始

「世界最高水準の空対空ミサイル、SAM(地対空誘導弾)システム、センサーの大規模な生産に加え、より高度なシステムの急速な開発も継続されている。作戦演習の複雑さも増し、パイロット訓練の水準は急速に向上し続けている」(ブロンク氏)

 ブロンク氏によると、20年に中国空軍は技術的には未熟な約50機のJ-20第5世代(ステルス)戦闘機と90~100機の第4世代J-16フランカーNを運用。四川省の成都組立ラインでは年約20機のJ-20が、遼寧省の瀋陽工場では40機のJ-16が生産された。

中国のJ-20ステルス戦闘機(写真:新華社/共同通信イメージズ)

 昨年後半には改良を経て技術的に成熟したJ-20Aの生産数は年約120機に達すると報告されている。昨年半ばの推定で少なくとも13の空軍連隊で約300機のJ-20戦闘機が運用開始されたとみられている。総生産数はさらに増える可能性が高い。

中国のJ-16多用途戦闘機(写真:Xinhua/ABACA/共同通信イメージズ)

 24年時点で350機のJ-16が運用されているとの推計に年約100機の生産数を合わせると昨年末までに約450機のJ-16が空軍に納入されたとみることができる。ブロンク氏がさまざまな情報源から独自にまとめた中国戦闘機の年間生産数と運用数は下の表の通りだ。