ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート団体戦に出場したアイスダンスの吉田唄菜(左)、森田真沙也 撮影/積 紫乃(表記以外)
(松原孝臣:ライター)
念願の大舞台
終始、柔かい笑顔だった。
ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート団体戦に出場、銀メダルを獲得した吉田唄菜&森田真沙也(木下アカデミー)だ。フィギュアスケート日本代表の他の選手たちに先駆けて帰国し、日本での生活を過ごしていた。
初めて出場したオリンピックからひとときの時間が過ぎた今、大会を振り返り、吉田はこう語る。
「最初から最後まで、楽しんで滑ることができましたし、日本の皆さんの応援がすごくうれしかったですし、応援する側になったときも楽しく応援させていただいたので、ほんとうにいい経験になったなと思います」
森田はこのように振り返った。
「最初から最後まで、日本の選手の皆さんが輝いて楽しんで滑っていたなと感じました」
2人の言葉は、日本代表チームの雰囲気を伝えていた。
その中で予選のリズムダンス、決勝のフリーダンスを滑った2人は、試合を終えた直後にはこう語っている。
「皆さんがいい演技をしていて、少しでもそれに続きたいっていう気持ちでリンクインしました。それが少しでもできたかなと思います」(吉田)
「最初から最後まで楽しく滑れました。鍵山(優真)選手の演技にも後押しされて、よりよい雰囲気で臨むことができました」(森田)
それもまた、日本代表チームのありようを示していた。
2人にとって、念願の大舞台だった。
2026年2月7日、ミラノ・コルティナ五輪、フィギュアスケート団体、アイスダンス、フリーダンスでの吉田唄菜、森田真沙也 写真/Raniero Corbelletti/アフロスポーツ

