同盟国は国防の主役として自らの安全保障の「運転席」に
「米国とともに立ち、自ら防衛努力を行う意志のある同盟・パートナー国」という枠組みの中に台湾を包含しつつ、無条件の防衛義務からは一歩引いた形をとっている。台湾有事の際には米国が自動的に守るという期待を台湾に抱かせず、さらなる自力防衛の強化を促した格好だ。
日本も自国の防衛と周辺地域の安定において、より大きな責任を果たすことが期待される。米軍への依存を減らし、自国で完結した防衛態勢を構築することが含まれる。米国は日本との協力を継続するが、その焦点は相互に補完し合う『自立したパートナーシップ』へと移行する。
北朝鮮については「米国の同盟国の韓国と日本に対し、直接的な軍事的脅威を与えている。北朝鮮の大規模な通常戦力の多くは老朽化しているか整備が不十分であるものの、韓国は北朝鮮の侵攻の脅威に警戒を怠ってはならない」と記した。
北朝鮮のミサイル部隊は通常兵器、核兵器、その他の大量破壊兵器を用いて韓国と日本の標的を攻撃する能力を有する。と同時に米国に対する脅威となりつつある。米本土への核攻撃の明白かつ差し迫った危険をもたらしていると分析している。