停職処分の書簡に書かれていた驚きの内容
──問題とされた投稿を見ましたが、ハーマンさん自身の意見ではなく(USAID閉鎖に批判的な)他者の言葉を投稿されたものでした。なぜその事によってペナルティを受けているのですか?
ハーマン氏:わかりません。世界中の何百、何千人ものジャーナリストが他者の投稿を事実としてリポストすることと同じです。それが、裏切り行為とみなされました。
2月28日、私のSNSでの活動を調査するとの名目で私は停職処分を受けました。私が受け取った書簡には、トランプ大統領が署名した2月中旬の大統領令も引用されていました。外交部と外交部職員の忠誠心に言及されているものです。
私は国務省ではなくVOAの下にいるのですが、大統領の外交政策に十分に忠誠心がないとみなされた者は、処罰されるか、解雇されることもあるとされていました。
しかしこの書簡は、これが私に対する政治的報復であり、客観的に見てSNSの調査をはるかに超えていることを明確に示していると思います。
それでも私はVOAの調査を歓迎します。まだ調査結果は公式に聞いていません。2週間以上が経過し、先週末、VOAの同僚全員が、追って通知があるまで有給で停職となり、いかなる仕事もせず、VOA本部や世界中の支局にも来ないように言われました。それ以来、VOAはコンテンツが枯渇しています。
ウェブサイトやビデオ、そして何の情報も流していないラジオを見聞きすることで、VOAが単に昏睡状態にあるのか、それとも死んでしまったのか、皆さんに判断してもらいたいと思います。言いたくはありませんが、これが現状です。