米国のメディアは、古くはウォーターゲート事件の真相究明など優れた報道で世界のジャーナリズムを牽引してきた。だが、トランプ政権の発足以来、状況が激変している。 今年2月、VOAのトップ記者の一人が、SNSへの投稿が「反逆的」だとトランプ政権から糾弾され、休職に追い込まれた。記者の名は、スティーブ・ハーマン国内担当首席特派員。20年近くVOAに在籍、ホワイトハウス支局長などを歴任し、東京で日本外国特派員協会(FCCJ)の会長を務めたこともある。 2011年に東日本大震災が起きた際には福島県に入り、現地の状況を世界に詳報した数少ない外国特派員の一人でもある。日本をはじめとしたアジア各地でも長く報道に
「ジャーナリズムを死なせない」トランプ政権下で停職処分のVOAトップ記者が、米メディア界の危機的状況を証言
政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」スティーブ・ハーマン氏に聞く
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