(韓光勲:ライター、社会学研究者)
11月22日、23日と2日連続で行われたK-POP最大の音楽賞「2024 MAMA AWARDS」の授賞式を取材した。会場は大阪の京セラドーム。普段は見ることのできないK-POPの舞台裏を見ることができ、レッドカーペットでの写真撮影もできた。多くの観客の姿も印象的だった。熱狂の二日間の様子をお伝えしたい。
1日目は午後6時の開演である。レッドカーペットの取材は午後4時からだ。
取材が始まる前、リハーサルを見学した。どのグループも曲の後、ゼェゼェ息をしている。ハードなダンスを踊ってかなり息切れしているのが伝わってくる。
レッドカーペット撮影が始まった。30以上の媒体が参加していた。韓国のメディアも多く、海外の媒体も参加していたようである。それだけ注目度が高いイベントなのだ。
1日目のレッドカーペットでは、IVE(アイヴ)のウォニョンが印象的だった。韓国では人気No.1の女性アイドルだといってよいだろう。彼女がレッドカーペットに現れると、フッと空気が変わった。場が明るく、華やかになった。これが現役No.1アイドルの力である。
1日目のステージは午後6時に始まった。席にはペンライトが用意されている。このペンライトは舞台の演出と連動していて、自動的に色が変わり、会場全体にマスゲームのように文字が浮かび上がる。壮観だった。