「7回制」に基本賛成

・公立校と私立の実力差が開いている中で、7回制はありだと思う。やってみたらいいと思う。(千葉県立松戸向陽高、栗原光監督)

・今夏のパリ五輪で野球がなかったのは、試合時間が長いからです。スケートボードなんか20秒くらいで終わります。9回は我々には違和感はありませんが、世界の理解は得られません。野球を普及するうえでは7回制も選択肢でしょう。(千葉県立船橋高、日暮剛平監督)

・野球界全体のことを考えると、7回制には個人的にはいいと思います。野球はやはり長いですから。ただ私立公立の立場の違いを考えると、反対される先生がいることも理解できます。(長野県立須坂高、丸山雄三監督)

・7回制にすれば接戦が増えるでしょう。高校野球の二極化が進んでいる中でより良い形ではないでしょうか。世界基準にもそろいますし、野球人口が減っている中で個人的には賛成です。(大阪府立門真なみはや高、藤本祐貴監督)

「9回制」の方がいい

・自分としては9回がいいです。高校野球のだいご味は9回の逆転、7回で切ってしまうと残りの2イニングでできたことができなくなる。(東京学館高、遠藤湧士コーチ)

・野球は9人、3アウトとか3球など3の倍数が基本になっています。7回になるといろいろずれると思います。それに打席に立つ回数も減ります。コールドゲームの問題もあります。(東葉高、小洞拓人監督)

・7回でやったことがないので9回がいいです。プロ野球試合は時間が長いので、短くする方がいいかもしれませんが、高校野球は短いので9回の方がいいです。(千葉県立八千代高、阿部賢太郎監督)