「けっこう大きい」と感じる空飛ぶクルマ
実証で使用する「空飛ぶクルマ」はSKYDRIVE「SD-05」。
すでに大阪・関西万博などでデモフライトを行っている機体で、現在は日本と米国で型式認定の審査過程にある。
仮設の機体格納庫から出てきたSKYDRIVE「SD-05」が出てきた様子(写真:筆者撮影)
パイロット1人、乗客2人の3人乗りだ。
大きさは、長さ約11.5m×幅約11.3m×高さ約3mで、最大離陸重量は1400kg。
機体上部に12基の電動式ローターがあり、最高速度は対気速度で時速100km。満充電での航続距離は飛行条件によって変化するので15km〜40kmと説明している。
SKYDRIVE「SD-05」には合計12基のモーター・ローターがある(写真:筆者撮影)
この日のデモフライトは、高度が水面から約13mで、片道約150mの距離を時速約4kmで往復した。飛行時間は約3分30秒だった。
飛行の様子を見て筆者は「(機体のサイズが)けっこう大きい」という印象を持った。
これは、2020年に初フライトを行ったスカイドライブにとっての実質的な初号機「SD-03」が一人乗りだったことを思い出したからだ。海外メーカーが商用運航を目指す「空飛ぶクルマ」と比べると、今回実証で使う「SD-05」は小さい部類になるが、目の前を飛ぶ姿はクルマというより立派なヘリコプターというイメージがある。