数億円の市場価値と評価される学生アスリートも
NCAAが学生アスリートによるNILの商業利用を解禁したのは2021年。奨学金以外に無報酬だったトップの学生アスリートが企業などと契約し、報酬を得ることが正式に認められるようになった。
すると、アスリートとしての実績や知名度、SNSでのフォロワー数などによって、NILの市場価値が日本円で数億円と評価される学生アスリートも登場するようになっている。
佐々木選手は留学生だが、活動範囲を遵守することでNIL活用を可能にしている。
佐々木選手の契約企業の一つで、BEN(スポーツアパレル)で契約する株式会社ase(東京都新宿区)の熊本浩志社長は、2025年10月、佐々木選手とのNILの契約締結に際して、自身のSNSに次のように投稿している。
「彼自身のアスリートとしてのチャレンジやキャリア形成は、これからの日本のスポーツ界において、本当に価値ある事だと考えてますし、この1人の若者と彼を育てて上げた周りの関係者を心からリスペクトしています。佐々木麟太郎選手がこれからどんな道に進もうとも、彼のスケールの大きなチャレンジをサポートしていこうと考えております。BEN GENERALのブランドは単なるアスリートとしてのパフォーマンスだけでなく、人として生き様や価値観が共感できるようなファミリーとブランドを創り上げて行きたいと考えています。」(原文ママ)