アメリカは今回も第2ラウンドで敗退。代表監督のジョー・トーリは「この時期に選手に無理をさせるわけにはいかない」と語った。
日本は当時6人いた日本人メジャーリーガーが全員出場を辞退し、NPB選手だけで参戦したが、準決勝でプエルトリコに敗退した。
第4回大会、出場を辞退するMLB選手が多い中ながら米国が優勝
2017年の第4回大会も、アメリカ代表は辞退者が相次いだ。そんな中で前年20勝で3度目の最多勝を獲得したナショナルズの大エース、マックス・シャーザーが参加に意欲を示していたが、2017年になって右手薬指の疲労骨折がわかり辞退。
しかし、この大会でアメリカ代表は決勝でプエルトリコを破り初優勝を果たす。
第4回大会でWBC初優勝を果たし喜ぶ米国の選手たち=ロサンゼルス(写真:共同通信社)
72歳のジム・リーランド監督は、選手掌握術に長けていた。比較的地味な選手が多かったが、好調な選手を起用し、選手のモチベーションを高めて初優勝した。
日本は、前年MVPをとった日本ハムの大谷翔平が参加を表明していたが、負傷で出場辞退。MLB選手はアストロズの青木宣親だけ。準決勝でアメリカに敗退した。