JMCシリーズⅣシリーズ、1位の小山直城(左)と安藤友香、提供:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト(以下同)

(スポーツライター:酒井 政人)

 3月27日にJMC(ジャパンマラソンチャンピン)シリーズのシリーズⅣランキング上位者などを表彰するJMCシリーズアワードが開催された。シリーズⅣは第3期(2023年4月1日~2024年3月)と第4期(2024年3月31日~2025年3月)で得られた上位2大会の合計パフォーマンスポイント(タイムpt+大会水準による順位pt)で争われる。果たして誰がチャンピオンに輝いたのか。男女の8位までは以下の通りになった。

■男子
1位 小山直城(Honda)2776pt
2位 細谷恭平(黒崎播磨)2761pt
3位 西山雄介(トヨタ自動車)2746pt
4位 吉田祐也(GMOインターネットグループ)2732pt
5位 赤﨑暁(九電工)2681pt
6位 平林清澄(國學院大)2650pt
7位 其田健也(JR東日本)2641pt
8位 市山翼(サンベルクス)2618pt

■女子
1位 安藤友香(しまむら)2591pt
2位 鈴木優花(第一生命グループ)2566pt
3位 佐藤早也伽(積水化学)2553pt
4位 加世田梨花(ダイハツ)2533pt
5位 松田瑞生(ダイハツ)2532pt
6位 細田あい(エディオン)2517pt
7位 小林香菜(大塚製薬)2483pt
8位 松下菜摘(天満屋)2454pt

 女子でチャンピオンになったのが安藤友香(しまむら)だ。名古屋ウィメンズマラソン2024を2時間21分18秒で制して1325pt、東京マラソン2025で2時間23分37秒の日本人トップ(11位)で1266ptをゲット。合計2591ptでMGCとパリ五輪で2566ptを獲得した鈴木優花(第一生命グループ)を抑えて、初の女王に輝いた。

 ドレスアップして授賞式に臨んだ安藤は、「昨年(シリーズⅢは2位)に引き続き、このような賞をいただき、本当にうれしく思います。これも日頃から支えてくださっている方のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を大切に、自分の目標に向かって頑張りたいと思います」と笑顔で挨拶した。