5月16日、元ジャニーズ・ジュニアの中村一也さんと長渡康二さん2人が、現スマイルアップ社(旧ジャニーズ事務所)が管轄内にある赤坂警察署を訪れ、要望書を提出した。
今年2月、英BBCがスマイルアップ社の東山紀之社長をインタビューした際に、東山氏は、故ジャニー喜多川の他に2名の元社員が所属タレントおよびジュニアなどに性加害をしていた事実を把握しているが、その情報を自分たちから警察に届けようとは考えていない、と語った。
これを受け、赤坂警察署に今回提出された要望書では、元社員2名による性加害の実態を捜査するよう求めている。
中村さんと長渡さんなどはスマイルアップ社にも別の要望書を提出しており、そちらでは警察への情報提供などを求めている。
中村さんと長渡さんは赤坂警察署でなにを語ったのか。以下のYouTube動画「JBpressStraightTalk」をご覧ください。
【著者の関連記事】
◎「余命10年」の経済評論家・岸博幸が語る、医者から余命宣告をされて私の人生観はこう変わった
◎トランスジェンダーになる少女がなぜ欧米で急増しているのか、性転換を不用意に促す社会的な構図
◎福島第一原発事故の後始末から国は手を引いた……国が避難指示の解除を求める理由
◎自由競争にすればタクシー会社は駆逐される、日本版ライドシェア解禁で求められるあるべき姿
◎手塚治虫、貸本マンガ、劇画、「ガロ」と「COM」、マンガはいかに進化し、世界に誇るコンテンツになっていったのか
◎「創作に行き詰まると散歩に出かける」島田雅彦が語る、当てもなくぶらつく散歩の効用と魅力的な散歩体験
◎【伝説のライブハウス「ロフト」の軌跡】サザンの桑田佳祐だってうちの店でコーヒーを運んでたよ
◎睡眠のプロが指摘する、「効率よく眠る」も「とにかくたくさん眠る」も「深睡眠が最も重要」も間違い
◎「過剰医療」はなぜ生まれるのか?
◎「松本さんは一刻も早く週刊文春を研究したほうがいい」週刊誌をこよなく愛する水道橋博士が語る、文春の強さの本質
◎いまだにジャニーズの性加害を批判できない「哀れなるものたち」─松尾潔が語る、スマイルカンパニー契約解除全真相
◎大仁田厚とリングに上がると、なぜか嫌なことを忘れられた、NOZAWA論外の追憶
◎ジャニー喜多川が顔を真っ赤にして逃げ出したあの日の記憶
◎事実上の解体へ、ジャニーズ性加害を最初に暴いた村西とおると北公次の証言
◎プロレスラー・蝶野正洋が今だから語る、闘魂三銃士の素顔と戸惑い
◎女性を沼に引きずり込むホストクラブの高額請求、現行法でどこまで戦えるか?
◎もはやカルト宗教と変わらない、壊れるまで搾り取るホストクラブの悪魔の構図
◎上祐史浩が語る①、創価学会・池田大作氏は神と人の間ぐらいの立ち位置だった
長野光(ながの・ひかる)
ビデオジャーナリスト
高校卒業後に渡米、米ラトガーズ大学卒業(専攻は美術)。芸術家のアシスタント、テレビ番組制作会社、日経BPニューヨーク支局記者、市場調査会社などを経て独立。JBpressの動画シリーズ「Straight Talk」リポーター。YouTubeチャンネル「著者が語る」を運営し、本の著者にインタビューしている。