代表史上初、チーム最年少は16歳
フォワードの志賀紅音は北京オリンピックで2得点をあげている。その後、世界最高峰の北米女子プロアイスホッケーリーグでのプレーを経て現在はスウェーデンで活動、経験を積み重ねた。平昌オリンピックから出場している姉のディフェンダー志賀葵とともに挑む。ちなみに日本代表には、志賀姉妹のほか、人里(旧姓床)亜矢可と床秦留可、野呂里桜と野呂莉里と計3組、姉妹の代表選手がいる。
フォワードの輪島夢叶はオリンピックの最終予選で計5ゴールをマーク。北京オリンピックは負傷により出場を逃した。その悔しさもぶつける。
チーム最年少は16歳のディフェンダー秋本なな。代表史上最年少でもある。飯塚祐司日本代表監督が「判断のスピードや判断能力が素晴らしいです」と期待を込めて語る選手だ。
秋本は長野県出身で、当地でアイスホッケーを始めたがさらなる成長を求め、中学2年生のときアイスホッケーが盛んな北海道苫小牧市へ移り住んだ。その向上心が一つ、実を結んだ。
代表選手の間には年齢にして17歳の幅があり、当然、経験もさまざま。そのチームをまとめるのが主将の小池詩織。ソチから4大会連続出場となる。精神的な支柱であるのみならずプレー面でも重要な存在で、ディフェンダーとして堅い守備を見せるのみならず攻撃参加にも秀でたところを見せ、北京では1ゴール3アシストを記録している。
大会には10か国が出場。グループAとグループB、5チームずつに分かれる。グループAは全チームが準々決勝に進み、グループBは3チームが準々決勝に進む。日本はグループBで戦う。
まずはグループBを1位通過し、より有利な組み合わせで準々決勝を迎えることが鍵を握る。
メダルは決して簡単ではない。それでもポジティブに、自分たちを信じて、「スマイルジャパン」は大舞台に臨む。
*JBpressでの連載「フィギュアスケートを支える人々」(2024年8月30日公開までの一部)と、書き下ろしを含む電子書籍『日本のフィギュアスケート史 オリンピックを中心に辿る100年』(松原孝臣著/日本ビジネスプレス刊)が発売中です。
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定価:1650円(税込)
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冬季オリンピックが開催されるたびに、日本でも花形競技の一つとして存在感を高めてきたフィギュアスケート。日本人が世界のトップで戦うのが当たり前になっている現在、そこに至るまでには、長い年月にわたる、多くの人々の努力があった——。
日本人がフィギュアスケート競技で初めて出場した1932年レークプラシッド大会から2022年北京大会までを振り返るとともに、選手たちを支えたプロフェッショナルへの取材を掲載。
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