星条旗のデザインで埋め尽くされたグリーンランドの地図を投稿
「米国は北大西洋条約機構(NATO)の力そのもの。米国が北極圏を確保し、NATOとNATOの利益を保護・防御するためには当然ながらグリーンランドは米国の一部であるべきだ。それは国家としてこれから行っていく対話なのだ」とミラー氏は帝国主義の論理を振りかざした。
ミラー氏の妻で、第1次トランプ政権で副大統領報道官だったケイティ氏はX(旧ツイッター)に星条旗のデザインで埋め尽くされたグリーンランドの地図を投稿し「SOON(間もなく)」と書き添えた。国家主権や領土保全、国境不可侵の原則はいったいどこに行ったのか。
第1次トランプ政権で副大統領報道官だったケイティ。ミラー氏がXに投稿した星条旗のデザインで埋め尽くされたグリーンランドの地図(ケイティ・ミラー氏のXより)
難民・麻薬流入阻止と石油利権の確保を理由にベネズエラを攻撃し、同国のニコラス・マドゥロ大統領夫妻を拘束、米国司法の裁きにかけたドナルド・トランプ米大統領は1月4日「グリーンランドがノドから手が出るほど必要」とこれまでの見解をさらに強めた。
トランプ大統領が取得を主張するグリーンランド(提供:共同通信社)
トランプ氏はグリーンランドに対し行動を起こすつもりかと問われ「20日後に話そう。グリーンランド周辺は中露の船であふれ返っている。国家安全保障上の理由からわれわれにはグリーンランドが必要だ。デンマークに防衛や管理を遂行する能力はない」と言い放った。