菅田将暉が演じる「天才軍師」への期待感

 今後の展開としては、「本能寺の変」で信長が倒れると、秀吉は大坂を拠点として大坂城の築城を開始。そのときに蜂須賀小六は大坂城の普請にも携わっている。秀吉や秀長とはかなり長い付き合いだった。

 物語が進むにつれて、蜂須賀のように秀吉を支えた家臣たちも続々と登場することになるだろう。

 次回予告で現れるや否や、SNSなどで話題となったのが竹中重治、通称・竹中半兵衛である。演じるのは菅田将暉で、『おんな城主 直虎』(2017年)での井伊直政役、『鎌倉殿の13人』(2022年)での源義経役に続く、三度目の大河ドラマ出演となる。

 名軍師として知られる半兵衛と、秀長の化学反応にもまた期待したい。

 次回の第8話「墨俣一夜城」では、秀吉と秀長らが墨俣に出陣。綿密に練られた「一夜城プロジェクト」に着手する。

【参考文献】
『現代語訳 信長公記』(太田牛一著、中川太古訳、新人物文庫)
『多聞院日記索引』(杉山博編、角川書店)
『史料大成多聞院日記〈全5巻〉』(竹内理三編、臨川書店)
『図説 豊臣秀長 秀吉政権を支えた天下の柱石』(河内将芳著、戎光祥出版)
『豊臣秀長 シリーズ・織豊大名の研究』(柴裕之編、戎光祥出版)
『豊臣秀長のすべて』(新人物往来社編、新人物往来社)
『戦国最高のNo.2 豊臣秀長の人生と絆』(真山知幸著、日本能率協会マネジメントセンター)