中学受験は想定通りにはいかない、不測の事態に備えたマネープランを!
最終的に、長男の進学先が無事に決まったのは良かったけど、次男も中学受験を控えており、資金面での不安は募ったようです。
長男の時の教訓を活かし、次男の受験プランは綿密に組み立てたいとのことでした。私からは、今回のような不測の事態に備え、次男の受験期間を通した受験にかけるお金の配分の見直しや全体的なマネープランを再考することをご提案しました。
中学受験は小学生の子供が受験するため、たとえ優秀な子であったとしても存分に力を発揮できない可能性も大いにあります。
私自身も昨年、息子が中学受験をしましたが、思うようには進まず、ハラハラドキドキでした。
今回の事例のように、計画通りに受験が進まない場合には、受験料がかさんだり、受験する学校によっては、何重にも入学金を支払ったりすることがあります。
いざ、受験が始まってしまうと、親も子も冷静ではいられなくなります。冷静な時にいくつも受験パターンと入学金のスケジュールなどを確認しておきましょう。
そして、不測の事態が来ても慌てないように、余裕を持ったマネープランも考えておくことが大切です。ぜひ、参考にしていただけると幸いです。

一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。最近の著作に『マンガと図解 はじめての資産運用 新NISA対応改訂版』『はじめての新NISA&iDeCo』