セックスした女性は1600人
FOXニュースのニュース番組、『ジ・オライリー・ファクター』の司会者ビル・オライリーは、その著書、『Killing Kennedy: The End of Camelot (ケネディ殺害、破壊された現代のアーサー王、J・F・ケネディの居城:2012年Henry Holt and Company刊)』で次のように書いている。
「妻ジャクリーンが子供とともに、週末、別荘のあるグレン・オーラに出掛けると、ホワイトハウスにはハリウッド女優やモデル、航空会社のキャビンアテンダントや富裕層の娘、などが続々と出入りしていた」
ケネディ大統領暗殺事件をモチーフとした映画、『Winter Kills(大統領の堕ちた日:1979年製作・公開)』の原作者リチャード・コンドンはJ・F・ケネディの性生活を15年間研究してきた作家である。
彼によれば「JFKは下院に入った時903人、そして民主党の大統領候補として指名を受けた1960年までに1600人の女性とセックスをしている」。
その数は、彼以外の歴代大統領に関わったすべての女性を束にしても遠く及ばないという。
では、実際にどのような女性がケネディと交わったのか。
あまりに数が多過ぎるので、今回は特に残っている記録がはっきりとしているハリウッド女優をはじめとした、綺麗どころの女性たちにスポット・ライトを当ててみたい。
ケネディとセックスした麗しい女性たちの顔立ちをご覧になりたい方は、以下のURLをクリックしてみてほしい。
まずは、ファースト・レディのジャクリーン・ケネディの報道官パメラ・ハリソン・ターニュア・ティミンズ(1937-2023)。
ターニュアは、J・F・ケネディと不倫関係にあったと『Chicago Tribune(シカゴ・トリビューン)』紙や『Forbes(フォーブス)』誌が伝えられている。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Pamela_Turnure)
次に、1950年代を代表するブロンドのセックスシンボルの一人で『プレイボーイ(PLAYBOY)』誌・1955年2月号のプレイメイトのハリウッド女優ジェーン・マンスフィールド(1933-1967)。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Jayne_Mansfield)
ジェーンは、ケネディとのマリリン・モンローとの関係を羨ましく思い、ケネディの義理の兄弟で俳優のピーター・シドニー・アーネスト・ローフォード(1923-1984)に取り持ってもらうと、彼女はケネディだけでなく、弟のロバート・F・ケネディとも肉体関係を築いている。
アルフレッド・ヒッチコック監督『めまい』『ベル、本とキャンドル』『見知らぬ人に会いましょう』『人間の束縛』に出演し、ゴールデングローブ賞を2回受賞、名誉金熊賞を受賞した女優リリン・ポーリン・“キム”・ノヴァク(1933-)。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Kim_Novak)
ヒッチコックの『サイコ』(1960年)での演技でアカデミー助演女優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞したジャネット・リー(1927-2004)。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Janet_Leigh)
同じくヒッチコック監督の『白い恐怖』ほか、1940~50年代に40本以上の映画に出演し、歌手として活躍したロンダ・フレミング(1923-2020)。当時の最も魅力的な女優の一人として人気を集めた。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Rhonda_Fleming)
1936年のベルリンオリンピック時のアドルフ・ヒトラーのゲストで、1941年と42年にジョン・F・ケネディと不倫関係にあった米国人ジャーナリストのインガ・マリー・アルヴァード・ピーターセン(1913-1973)。
彼女は第2次世界大戦中、ナチスのスパイ疑惑があった女性である。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Inga_Arvad)
TVシリーズ「女刑事ペパー」(Police Woman、1974)の主人公ペパー役で知られるアンジー・ディキンソン(1931-)。
ジェームズ・アーネスとの『ガン・ザ・マン・ダウン』(1956年)やジョン・ウェインとディーン・マーティンとの西部劇映画『リオ・ブラボー』(1959年)でブレイクし、ゴールデングローブ賞を受賞。セクシーな役柄で人気を集めた。