ケネディ家とマフィアとの繋がり
ケネディ大統領は、なぜ暗殺されたのか。
多くの女性と不倫関係があったケネディだが、関係を持った女性の多くが裏でマフィアとの繋がりがあった。
ケネディ家とマフィアとの繋がりは、ケネディの父ジョセフが禁酒法時代にマフィアと手を組み、密造酒の生産、販売を行っていた頃に遡る。
父だけでなくケネディ自身も、予備選挙中に愛人のジュディス・キャンベル・エクスナー(1934-1999)から、シカゴを牛耳るイタリア系マフィアのボス大ボスのサム・ジアンカーナを紹介されている。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Judith_Exner)
ラスベガスで、フランク・シナトラが当時マサチューセッツ州選出の上院議員で大統領候補だったケネディに彼女を紹介し、その後、約2年間にわたり彼女はケネディの愛人となる。
ケネディが大統領に選出された後も、彼女はホワイトハウスを頻繁に訪問したと、1977年に出版されたキャンベルの回顧録で明かされている。
ケネディの愛人キャンベルは、元々はフランク・シナトラの恋人で、さらにはマフィアの大ボス・ジアンカーナの情婦で、はたまたシカゴのマフィア、ジョン・ロッセーリのセックス・パートナーでもあった。
ケネディがマフィアと関係を持った理由は、共和党のリチャード・ニクソンとの選挙戦で、ケネディ陣営への選挙協力と選挙への不正依頼のためとされる。
ケネディが選挙協力を依頼したマフィアの大ボス・ジアンカーナはケネディ暗殺後の1975年6月、自宅の地下室で後頭部に銃撃を受け、顔面にも6発の弾丸が打ち込まれた状態で発見された。
ジアンカーナはケネディ暗殺の黒幕の一人といわれ、CIA(米中央情報局)がケネディ暗殺事件の情報が漏れるのを恐れたために暗殺した、との噂がある。
また、ケネディ暗殺にかかわったとされるシカゴ・アウトフィットのマフィア、チャールズ・“チャッキー”・ニコレッティや、狙撃犯とされるリー・ハーヴェイ・オズワルドと親しかったジョージ・デ・モーレンシルトが、下院特別委員会の証人喚問が決定した直後に殺害されている。