●人員の問題

 ロシア軍は毎日1000人以上の死傷者を出している。これは1か月で3万人、1年間で36万人の死傷者数だ。それを補充するために、あらゆる手段を使って兵員数を確保しようとしている。

 例えば、英国防省によると、ロシアは膨大な人員損耗に対処するためにアフリカ、特に中央アフリカ(ルワンダ、ブルンジ、コンゴ、ウガンダ)から人員を確保しようとしている。

 彼らは契約にサインすると報奨金2000ドルが与えられるという(実際には、払われていないという証言がある)。 

 実際、アフリカの戦闘員はハルキウ正面で確認されていて、その士気は低く、多くの黒人が捕虜になっているという。

 また、女性の囚人を第一線戦に死傷率の高い突撃兵として使っているという情報もある。兵員がいかに不足しているかを示している。 

 ロシア政府は、2022年9月に行った30万人の予備役徴兵を繰り返さないことを決意している。

 この徴兵は国民の支持を揺るがし、100万人ものロシア人が国外に脱出するきっかけとなった。

 特に多くのテクノクラート(医師、IT技術者)が流出し、ロシア経済に大きな影響を与えた。大規模な動員は難しいと思う。