イギリス積みのレンガ(写真:牧村あきこ)イギリス積みのレンガ(写真:牧村あきこ)

 トンネル内部までていねいな装飾がほどこされているのを見ると、明治期の技術者や職人の誇りや心意気を感じられるのではないだろうか。

6号トンネルから見ためがね橋の上部(写真:牧村あきこ)6号トンネルから見ためがね橋の上部(写真:牧村あきこ)

「すぐれた技術と芸術的な美しさ」の結晶

 だがなんといっても、めがね橋は、下から見上げたときの迫力がすばらしい。

下から見上げためがね橋の偉容(写真:牧村あきこ)下から見上げためがね橋の偉容(写真:牧村あきこ)

 めがね橋のすぐそばには、国道18号(旧道)が通っている。国道を走り、カーブを越えて視界に飛び込んだときは、実際に感嘆の声がでてしまった。

 駐車場があるので、ここにクルマを止め、歩いて上までのぼっていくこともできる(かなり息が切れるが)。

国道からめがね橋の上に上っていく道がある(写真:吉川弘道)国道からめがね橋の上にのぼっていく道がある(写真:吉川弘道)