![](https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/600mw/img_493df4ba8f6c520a02de994645e9b8c43524165.jpg)
欧州サッカーのクラブNo.1を決める「UEFAチャンピオンズリーグ」が佳境を迎えています。5月1日からの準決勝に勝ち残っているのは、スペインの強豪「レアル・マドリード」など4チームです。決勝戦の視聴者は5億人以上。空前の人気を誇るチャンピオンズリーグとは、いったい、どんな大会なのでしょうか。専門記者グループのフロントラインプレスが、サッカーファンではないあなたにもやさしく解説します。
サッカーファンは世界35億〜40億人
サッカーは世界で最も人気があるスポーツと言われています。各競技の公式団体によると、競技人口(推計)が最も多いのはバレーボールの約5億人、2番目がバスケットボールの約4億5000万人。次いで、卓球とクリケットがそれぞれ約3億人です。サッカーは2億6000万人で5番目ですが、観戦を楽しむファン人口は各競技のなかで最も多い35億〜40億人と推計されています。
![](https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/600mw/img_8e8449d35770f3f7d464c97c5a313111824330.png)
そうしたなか、サッカー強国の多い欧州では有力チームがしのぎを削っており、各国のリーグ戦ではいつも激しい戦いが繰り広げられてきました。その各国リーグで上位の成績を残したチームのみが選ばれ、欧州No.1を決めるのがUEFAチャンピオンズリーグです。
1955年に「欧州チャンピオンズカップ(European Champion Clubs' Cup)」の名称で始まって以来、すでに70年。大会の名称やチームの選出方法は変遷を重ねながら、人気は欧州だけでなく世界に広がっています。
大会は現在、どのような仕組みで開かれているのでしょうか。