「白熱音楽教室」

 2月9日日曜日、今年で5回目になると思いますが、日本学術振興会が主催し東京大学が受注する中学高校生向けの大学キャンパス訪問授業「ひらめき☆ときめきサイエンス」の1企画「白熱音楽教室」が、東京大学本郷キャンパスで開催されました。

「開催されました」などと書くと他人事のようですが、これは私自身が一貫してゼロから手作りしてきた教室で、今年は画期的な進展がありました。

 何が画期的だったかというと、サイエンスの教室も、たくさんの藝大生たちが「教える側」に回って、中学高校生たちを指導してくれたことが、大変大きな進展だったと思うのです。

 かつてこの教室に、高校生として参加してくれた永田菫さんは、現在東京藝術大学音楽学部の2年に在籍していますが、昨年はパリ留学でこの教室の指導には参加できませんでした。

 彼女は私には小学生時代からの生徒で、かれこれ10年ほどの縁になります。

 かつて「ひらめき☆ときめき」の教室で学んだ中学・高校生が、藝大生として指導する立場に回る年配となり、昨年から演奏指導チームをまとめる中核となってくれています。

 白熱音楽教室は、午前中がサイエンス側からのアプローチ、午後は教室を演奏会場に変えて、音楽のアプローチから、同じ問題を扱うスタイルで続けています。

 今年に関しては、午前中のサイエンス教室にも、多数の藝大生が参加してくれ、生徒指導にもコミットしてくれたのです。こんなにうれしいことはありません。

振り子の周期測定の予備実験に参加する東京藝術大学の弦楽器専攻生たち