このミサイルは、ロシアのグロナス衛星測位システム(米国のGPSと同じ機能)を使用して、飛翔軌道を変更し、命中精度を高めていると見ている。

 北朝鮮が今年発射したミサイルやロケットは、中国やロシアから供与されていたか、あるいは技術が提供された可能性が高い。

 さらに、こられの誘導においても、中露の宇宙システムから、協力が行われているとみていいだろう。

 北朝鮮は両国の首脳との会談も実施していることから、兵器や経済協力があっても不思議ではない。

3.防衛放棄に等しい文在寅氏

 金正恩委員長と文在寅大統領は、2度の南北会談において、笑顔で握手した。

 2つの宣言を受けて、南北の緊張緩和を進める軍事分野の合意書が締結され、「陸上・海上・空中で、一切の敵対行為を全面中止する」ことについて具体的に定められた。

 陸上部分については、韓国は、軍事境界線より南側の鉄条網、地雷、監視所を取り除かなければならない。

 これにより、地上部隊の侵攻を阻止するための地雷などの障害や監視所が一部撤去されている。

 空中部分では、軍事境界線付近の飛行禁止区域が設定された。米韓軍が実施する空から直接監視することができなくなった。