海兵隊では敵に対して勇猛果敢に攻撃を仕かけ、自分が正しいと思った時は上官だろうと誰だろうと真っ向から対立したマティス氏。

 まさに狂犬マティスの面目躍如といったところだ。

「イランはオバマを無能者と見ていた」

 オバマ氏のイラン政策についてもマティス氏は手厳しい。

 イランとの核合意には真っ向から反対した。その結果、米中央軍司令官を解雇された。

「イランは和解し難い敵だ。イラン指導部はオバマ大統領は度しやすい無能者と見ていた。一例を挙げよう」

「ワシントンのホワイトハウスから目と鼻の先にあるレストラン、カフェ・ミラノで爆破事件が起こった。食事中の駐米サウジアラビア大使が殺された」

「あれは完全にイランによるものだという確固たる証拠があったにもかかわらず、オバマ政権は何もしなかった」

バイデン前副大統領もまた批判の対象

 矛先は、当時副大統領で、現在民主党大統領指名争いでトップを走っているジョー・バイデン氏にも向けられている。

 2010年バイデン副大統領はイラクを電撃訪問した。米中央軍司令官のマティス氏も同行した。

「バイデン氏は私の耳元でこう囁いた。『なぜ、君は米中央軍司令官なのか知ってるかい。こんな割に合わないポストは誰もやりたがらないからだよ』」