国防長官として2年間支えたジェームズ・マティス退役海兵隊大将が新著を出した。本書が出ると報じられるや、米メディアや一般読者が期待していたのは、権力者のそば近くいた人物がその職を去った後に書く、いわゆる「キス・アンド・テル」(内幕暴露のゴシップもの)だった。