公共交通機関に恣意的な名称?
すでに報じられている通り、山手線新駅については「公募で名称を決定」するとして6万4000通以上の応募があり、1万3000種以上の新駅案が寄せられたといいます。
報道されるトップテンは
1位:高輪(8398件)
2位:芝浦(4265件)
3位:芝浜(3497件)
同数4位:新品川と泉岳寺(各2422件)
6位:新高輪(1275件)7位:港南(1224件)
8位:高輪泉岳寺(1009件)
9位:JR泉岳寺(749件)
10位:品田(635件)
いずれも命名の理由が第三者にも明確です。「品田」というのは「品川」と「田町」の間ということでしょう。
私の最寄り駅「国立(くにたち)」は「国分寺」と「立川」の間に作られたので「国立」と名づけられたもので、1926年の開業から92年を経ていますが、地元にしっかり愛されています。
戦後の1951年からは自治体の名前(国立町→国立市)にもなり、私自身の母校も「国立」の2文字が入っています。必然性のあるネーミングであれば、地元にも愛され、長く定着することでしょう。
そこで、「たかなわげーとうぇい」に、こうした定着が期待できるか?
まずもって無理と思う第1の理由に「ゲートウェイ」という日本語が一般には定着していないことを挙げるべきでしょう。