先週最も読まれたのは、右の表にあるように元自衛隊幹部による日本のメディア問題だった。日本だけでなくお隣韓国でもメディアの左傾化が国際的な緊張関係をもたらす大きな原因として指摘されている。
米国の不思議な変化、痩せている人がバッシングを受けるように
日本の大メディアは非民主化国のように著しく偏向した記事を載せているとは考えられないが、私たち国民がメディアの流す情報を鵜呑みにするのではなく、常に疑ってかかる目を持つ必要があることは間違いない。
2番目に読まれたのは大都市圏で急増している空き家問題。
大都市圏近郊では、若い時に家を建てた人たちが高齢化して亡くなったり、都心に引越したりして空き家が急速に増えているという。
その土地が再利用されないのは、昔のままの法律により、更地にすると固定資産税が跳ね上がるためだ。
そうした土地をうまく再利用する方法はないのか。この記事ではユニークな利用方法を紹介している。
3番目に読まれたのが韓国のサムスン電子の記事。スマートフォンでは米アップルを大きく超える市場シェアを持つまでになったが、それはまた大きなリスクがあることを意味する。
ノキアの例を出して解説されているが、ITの世界では今日の巨人が明日には凋落することが珍しくない。
また企業が永続的に成長するには、米GEのような際立ったビジネスモデルが必要になる。その意味では、サムスン電子に大きなリスクがあるのは事実だろう。
最後に4番目に読まれた米国からのリポートはユニークな記事だった。あれだけスリムになることに血眼になっていた米国人が、ここに来て「デブ」を受け入れ始めたというのだ。
「太った人が大多数になった米国は、確実に太っていることを前向きにとらえ、肯定する風潮になっている」
太っている人は大統領になれないと言われ続けてきた米国の180度近い転換と言える。そして米国らしいのは、今度は痩せている人にたいするバッシングの声が上がり始めたのだという。極端な国である。