敵の矢が突き刺さっても戦った「槍の又左」利家
『豊臣兄弟!』では、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の視点で戦国時代を見ていく、というのが斬新な点だ。キーパーソンの一人となるのが、信長の家臣・前田利家である。
今回の放送では、前田利家の有能ぶりが、これでもかとばかりに描写された。
秀吉が信長に「我が母の漬けた香の物でございます。朝餉(あさげ)の菜にお召し上がりください」と差し入れをするも、信長からは「さっき又左からもまつの漬けた漬物をたんまり渡された」と断られてしまう。「又左」というのは、利家の通称が「又左衛門」だったことから、つけられた呼び名である。
ならばと、秀吉が今度開催される御前試合の参加者リストを信長に手渡すも、これもすでに利家から受け取っているという。
御前試合でも圧倒的な強さを見せた利家。実際にも「槍の又左」と呼ばれるほどの槍の名手だった。信長が弟・信勝に打ち勝った「稲生の戦い」では、敵の矢が右目の下に突き刺さった状態でも、利家は戦い続けたというから、すさまじい。