ビールで煮込むとほろ苦くて本格的、牛肉のビール煮込み

 今回作るのは、余ったビールで牛肉を煮込む、ちょっと豪華なおつまみです。
 
「煮込みといっても、包丁もいらないし、15分ほどの煮込み時間でできあがるので、仕事が終わって帰ってからでも充分作ることができます。今日は疲れたからちょっとしたごちそうが食べたいなという夜や、友だちを呼んで昼飲みするときなどの献立にしてみてください」(中川さん)

【材料(2人前)】

牛肉(カレー用) 200g
塩、こしょう 各少々
薄力粉 適量
しめじ(小房に分ける) 100g
ミックスビーンズ 60g
ビール 200ml
顆粒コンソメ 小さじ1
ローリエ 1枚
オリーブオイル 大さじ1/2
クレソン 適宜

【作り方】

1. 牛肉に塩、こしょう、薄力粉をまぶす。

2. フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、牛肉を4分ほど炒める。

3. しめじとミックスビーンズを加えて2分ほど炒める。

4. ビール、コンソメ、ローリエを加えて蓋をし、15分煮る。器に盛りつけ、クレソンを添える。

 ビールの深い味わいが牛肉にしっかり染み込み、噛むほどにおいしさを感じるレシピ。作るのに慣れてきたら、お好みでハーブを加えるなどアレンジも楽しめるので、ぜひ何度も作って自分のレシピに育てていってくださいね。

【教えてくれた人】

中川佑衣さん(栄養士・食育インストラクター)中川佑衣さん(栄養士・食育インストラクター)。写真家の父と料理研究家の母のもとで小さい頃から食べ物に興味を持ち、資格取得後料理の道に進む。主に企業向けレシピ開発からコーディネートまで行い、身近な食材でお手軽に作れるレシピ提案をしている。ここ数年はクラフトビールにハマっていて、さまざまなブルワリーに足を運んでいる。好きなクラフトビールはラガー系。