クラフトビール需要が成長しているとはいえ、日本では酒税が高いこともあり、ビール全体で見ると、クラフトビールの割合はわずか2%にとどまっています。今回は、そんなクラフトビール業界の国内最大手で、大手ビール会社5社に次ぐ地位に急成長している「ヤッホーブルーイング」のビールに合うおつまみを栄養士の中川佑衣さんに教えていただきました。(吉川愛歩:編集者・ライター、写真:今別府紘行)
クラフトビールは飲み比べが楽しい!
クラフトビールを楽しむ方々に「クラフトビールの楽しさとは?」と聞くと、必ず返ってくるのが、「いろいろな種類を選べること」。中川さんもクラフトビールにハマったきっかけは、専門店でたくさんのビールを試してみたことだそう。今回ご紹介した「よなよなエール」も「よなよなビアワークス」という専門店が各地にあり、飲み比べが楽しめるメニュー構成になっています。
「多くのクラフトビール専門店では、250mlくらいの小さなグラスがあり、少量をいくつか飲み比べられるようになっています。いろいろなビアスタイルがあるので、好みのスタイルを探したり、友だちと情報交換したりする楽しみも。家飲みするときは、缶のデザインがかわいいクラフトビールが多いので、ジャケ買いするのもおもしろいですよ」(中川さん)