高市首相から想起される色も青(写真:つのだよしお/アフロ)
2月8日に行われた衆議院選挙で自民党は戦後最大となる316議席を獲得した。地滑り的大勝をもたらしたのが高市早苗首相の圧倒的な人気だ。首相の一挙手一投足のみならず、持ち物や、首相が好んで身に着ける“高市カラー”の青までが注目されている。実は、2026年はアートの世界でも青を使った大人気作品を鑑賞するチャンス。今年見ておきたい“青の絵”と“青の画家”についてご紹介する。
(森田 聡子:フリーライター・編集者)
キリスト教社会では聖母マリアのマントに象徴される聖なる色
1990年以来36年ぶりとなる真冬の衆議院選挙では猛烈な“高市旋風”が吹き荒れた。立憲民主党と公明党による中道改革連合にとっては、さぞや身に凍み入る寒風だったに違いない。
高市首相から想起される色が「青」だ。自民党の総裁選や国会の首相指名など節目のタイミングで青いスーツを着用し、戦後最短となった選挙戦でも、青いジャケット姿で自民党候補の応援に駆け付けた。
首相が「憧れの人」と言ってはばからないサッチャー元英国首相が青いスーツを好んだこと(青はサッチャー元首相が属した英国保守党のシンボルカラーでもある)にあやかっているとも、青の持つ「冷静」「誠実」「平和」「クリーン」「スマート」なイメージを使った巧妙な印象戦略とも言われるが、首相自身がそうした理由を口にしたわけではない。
空や海など根源的な自然につながる青は豊かな精神性を表し、キリスト教社会では聖母マリアのマントに象徴される聖なる色でもある。色を駆使したアートの世界でも、青を効果的に用いた“青の画家”が存在する。
実は、2026年は国内でそんな“青の絵画”を堪能するチャンスだという。

