金投資の5つの種類とメリット・デメリット

 金への投資方法は、大きく分けて5つあります。

<それぞれの投資方法のメリット、デメリット>

表:(株)Money&You作成
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<それぞれの投資方法の購入価格水準、手数料>

表:(株)Money&You作成
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①金地金(きんじがね)

 実物の金を直接購入する方法です。貴金属商、宝石商、商社、デパートなどで購入できます。金地金のサイズには、5グラム、10グラム、20グラム、100グラム、500グラム、1キログラムなどの種類があります。

【金地金のメリット】
・現物の金を手元に置いていつでも見られる

【金地金のデメリット】
・購入時手数料(スプレッド)が高い
・手元に置いておくと、紛失・盗難のリスクがある
・500グラム未満の場合は「バーチャージ」と呼ばれる手数料がかかる
・銀行の貸金庫サービスに預けると手数料がかかる

②金貨

 オーストラリアやカナダなど外国の政府が発行する金貨を購入する方法です。貴金属商、宝石商、商社、デパートなどで購入できます。一番小さな「10分の1オンス金貨」は3グラムほどなので、金地金より安く購入することができます。

 オーストラリアの「カンガルー金貨」にはカンガルーの刻印、カナダの「メイプルリーフ金貨」にはカエデの葉っぱの刻印がしてあり、デザインが楽しめるのがこの投資方法の良さです。

【金貨のメリット】
・現物の金を手元に置いていつでも見られる
・デザインを楽しめる

【金貨のデメリット】
・購入時手数料(スプレッド)が高い
・手元に置いておくと、紛失・盗難のリスクがある