「米国の支援が止まれば、後退を余儀なくされる」

 22日には63機のイラン製自爆ドローン・シャヘド136/131、12発のイスカンデルM、40発のKh-101/Kh-555、5発のKh-22、2発のKh-59、キンジャール7発、22発の長距離地対空ミサイルS-300/S-400の空爆を受けた。撃墜できたのはシャヘド55機とミサイル37発だけだ。

 24日にはシャヘド28機、29発のKh-101/Kh-555のうちシャヘド25機とミサイル18発を撃墜。29日にはシャヘド60機、キンジャール3発、2発のイスカンデルM、4発のイスカンデルK、 9発のKh-59、21発のKh-101/Kh-555のうちシャヘド58機、ミサイル26発を撃墜した。

 前線でもロシア軍の攻勢が続く。米CNNによると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「米国の支援が止まれば、防空もパトリオットミサイルも電子戦用ジャマーも155ミリメートル砲弾も底をつく。少しずつ後退を余儀なくされる」と追加支援を急ぐよう求めた。

「前線を守るのに1日8000発の弾薬が必要なのに2000発しかなければ、使う量を減らすしかない。前線が崩れれば、ロシア軍は大都市に侵攻してくる。逆に前線が安定すれば、今年後半に新たな反攻作戦を開始するために後方で新たな旅団を編成し、訓練できる」(ゼレンスキー氏)