ウクライナではアントノフ機破壊の責任追及
スペースジェット試作機の解体のニュースと同じ時期に、ウクライナからこんなニュースが伝わってきた。
3月11日に共同通信が配信した記事によると、世界最大の貨物機のアントノフ225「ムリーヤ」を巡り、ロシアの攻撃による破壊を未然に防げなかったとして、ウクライナ保安局(SBU)がアントノフ社の幹部3人を捜査し、うち2人を拘束したと発表した。


SBUによると、元最高経営責任者(CEO)を含む幹部らは、ロシアのウクライナへの侵攻が取り沙汰されていた昨年1〜2月にムリーヤが駐機されていた空港の防御態勢を強化しようと軍当局が試みた際、許可を出さなかったなどの疑いがある、としている。
詳細はまだ分らないが、歴史的な産業製品を残せなかったことを損失ととらえている面もあるのだろう。