ビジネス統計家としてデータ活用のコンサルティングや研修を手掛ける「サトマイ」こと佐藤舞さんをホストに、“加速する世界を生き抜くためのデータ経営”について議論を交わす知的データエンターテインメント番組「サトマイのデータイノベーションTV」。

 第6回のゲストには、SUBARU 国内営業本部 マーケティング推進部 宣伝課長の安室敦史氏が登場します。

 SUBARUでは、社内の各部署やディーラーに散在するさまざまなデータを統合し、マーケティングや宣伝に活用することで、2023年の国内登録車販売台数を前年比10.3%増加させるなど、目覚ましい成果を上げています。

 今回、登場する安室氏は、上層部や他部署の人たちに積極的に働きかけることで、社内の各部署やディーラーなどに散在していたさまざまなデータを統合し、全社的なデータ活用を促進するための“触媒役”を担ったという点で、まさにピーター・ドラッカーが説いた「チェンジ・エージェント(変革の触媒者)」そのものです。

 今回の対談では、全社的なデータ統合の全体像(統合プロセス、データソース、アーキテクチャ etc.)から、立ちはだかった障壁とその乗り越え方、AIとデータを活用した最先端のマーケティング施策の驚きの成果、さらには安室氏がチェンジ・エージェントとして何を意識し、いかにして周囲を巻き込んでいったのかといった舞台裏まで、SUBARUが全社横断で挑む、データドリブンなマーケティング戦略の全貌を徹底解剖します。

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番組概要

━━【Japan Innovation Review TV 番組】━━
「サトマイのデータイノベーションTV」
第6回ゲスト:安室 敦史氏(SUBARU 国内営業本部マーケティング推進部宣伝課 課長)

TOPICS

① 全てはデータ統合からはじまった!
・SUBARUのマーケティング戦略の変遷
・なぜ、データ統合が必要だったのか?
・データソースとアーキテクチャの全体像~どのようなデータを、いかにして統合していったのか?
・データ統合において生じた課題や想定外のハードル、その乗り越え方
・データ活用の成果 など

② SUBARUが取り組む最新のAI活用マーケティング
・広告配信における1stパーティデータの活用とAIによる最適化
・AIとリード情報を活用した成約確率の算出 など

③ データ活用の鍵を握る「チェンジ・エージェント」の役割とは?
・全社的データ活用の鍵を握る「チェンジ・エージェント」とは何か?
・安室氏がチェンジ・エージェントとして意識していたこと
・全社的データ活用を成功させるためのポイント など

★サトマイの振り返り解説★
サトマイがホワイトボードを使ってポイント解説!
SUBARUの事例に学ぶ、データ活用で成果を上げるためのポイントとは?

※内容は変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。

キャスト

佐藤 舞
デルタクリエイト 代表

数学アレルギーから学生時代より文系の道に進むが、国立福島大学経済経営学類に入学後、統計学と出会い数学アレルギーを克服する。在学中、野村総合研究所主催の「マーケティング分析コンテスト」入賞。卒業後、一般企業に就職。その後、26歳で独立、データ分析・統計解析事業を始める。データの活用を通して意思決定コストを削減し、組織力をあげることを得意とする。YouTubeチャンネル「謎解き統計学 | サトマイ」を運営。チャンネル登録者数は約39.1万人(2024年8月現在)。統計学やマーケティングリサーチを元にした時事ネタの解説が人気を博している。2024年2月20日より桜花学園大学客員教授に就任。

安室 敦史
SUBARU
国内営業本部マーケティング推進部宣伝課 課長

2003年〜広告営業を5年経験した後、中途入社。入社後即ディーラー出向し、3年半販売現場を経験。 2011年〜出向復帰後はマーケティング部門にて東京モーターショー、オートサロン等のイベントや、モータースポーツ、パートナーシップ、メディアバイイングなど主にオフラインのマーケティングを3年半担当した後、Webトリプルメディアの運用を4年担当。2016年〜社内のデジタルトランスフォーメーションを担当しCDPやMA、アプリ、統合ID基盤の導入など、デジタルマーケティング基盤を構築。2023年〜宣伝課ではTV、デジタル、イベント、パートナーシップ、モータースポーツなど国内のプロモーション全般を担当。また個人事業主としても活動中(会社から正式に許可を得ての副業)。

【特別セッション】
顧客理解を深化し、ビジネスを成長させるTreasure Data CDP

前田 恵
トレジャーデータ
Senior Product Marketing Manager

トレジャーデータは、洗練された一貫性のある顧客体験を提供するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)のパイオニアとして、収益向上とコスト削減の実現を目指す、革新的な企業の支援を行っています。

「Treasure Data CDP」は、企業が持つ顧客データを統合し、優れた顧客体験を可能にするCDPとして進化を続けており、国内外400社以上の企業に採用されています。リアルタイムとAIの力を活用し、企業の成長に貢献します。

 本セッションでは、CDPの役割から、「Treasure Data CDP」の主要な機能成功事例次のステップなどについてお話しさせていただきます。