国産初の民間航空用ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の飛行試験機が解体されたとの報道が出ている。 3月8日(日本時間9日)に試験機を保管している米ワシントン州モーゼスレイクで解体されたのは、2015年11月11日に秋晴れの県営名古屋空港で初めて空に向って飛び立った初号機だという。2022年に解体された3号機に続き2機目の解体となった。試験機は全部で4機あり、現時点で残っているのは2号機と4号機となった。 三菱重工は今年2月7日に正式にスペースジェットの開発中止を発表し、国産旅客機の事業化の夢はついえた。 泉澤清次社長兼最高経営責任者(CEO)は記者会見で、「敵を知り己を知れば百