また、ファーウェイは、「グーグルモバイルサービス」に相当する「Huaweiモバイルサービス」を開発した。

 ファーウェイは、2019年9月19日、独ミュンヘンで開催された新製品発表会で、「グーグルモバイルサービス」の代わりに「Huaweiモバイルサービス」が搭載された最新モデルのスマホを公表した。

 ただし、同モデルのOSは、ファーウェイの独自「Harmony OS」ではなく、「Android 10」ベースの「EMUI 10」を採用していた。

 以上のようにファーウェイは独自のモバイルOSやモバイルアプリの開発により、米国の輸出禁止に対応しようとしている。

 過去にもアップルの「iOS」やアンドロイドに対抗する動きはあったが、いずれも失敗に終わっている。以下は、ITmedia NEWS(2020年7月3日)からの引用である。

「独自の道を歩み始めたファーウェイだが、過去にもiOSやAndroidに対抗する動きはあった」

「韓国Samsung ElectronicsやNTTドコモが中心となって開発が進められた『Tizen』や、米Mozilla Foundationが展開した『Firefox OS』、米Microsoftの『Windows 10 Mobile』などがそれに当たる」

「Tizenを除く2つのプラットフォームを採用した端末は日本でも発売されたが、鳴かず飛ばずのうちに、サービス提供を終了してしまった」

「原因はさまざまだが、立ち上げ当初に十分な数のアプリがなく、ユーザー数が伸び悩み、そのような状況を見てアプリ開発者が参画しづらい悪循環が起きていたことは共通している」