バーでカンパリ・アペロールのカクテルも楽しみたい

食前酒として世界で人気沸騰中のハーブリキュールとは

2017.11.27(Mon)加藤 真由

バーでいきなり「カンパリソーダを」と頼んでもいい?

 さて、我々がカンパリとアペロールのカクテルを日本で楽しむなら、バーへ行きたいところだ。しかし、バーに入っていきなり「カンパリのカクテルを作ってください」と言ってもいいのだろうか。カクテルに疎くて、何から頼んでいいのかわからない…。

 東京・銀座のBar Shakeのオーナー古田土 雅行氏によると、「カクテルのことは知らなくてもいいんですよ。何を頼んでいいのかわからなくてもいいのです。だからバーに来るんじゃないんですか?」という。

Bar Shakeのオーナー古田土 雅行氏

 「お客様とのコミュニケーションによってお出しするお酒を決めます。まずアルコールが強いか弱いかを聞きます。炭酸の有無、少し詳しければベースはジン、ウォッカ、ラムがいいですかと聞きます。そうするとだいたい5~6種類に絞られます。お出しするお酒を絞るように話をしていく。

筆者が「水色のお酒を飲んでみたい」と話し、出していただいたブルーマルガリータ

 好きな色を言ってもいいんです。コミュニケーションによって作られるお酒の幅が広がるのがバーの醍醐味です。お酒の種類をよく知らなくても、カクテルでなくても、ビールでもいいですよ。バーに来てビールを飲んじゃダメということではないですから」

 では、いきなり「カンパリソーダください」とオーダーしても大丈夫?

 「うちはまずカンパリソーダがおすすめです。席に着くなり、何も聞かずにカンパリソーダをお出しする常連のお客様もいます。ビールより少しアルコール度数が高いくらい。のどがかわいているときにごくごく飲めるのがいいですね」

 古田土氏も毎日飲むのがカンパリソーダだという。「カンパリはハーブを使った薬草酒。だから毎日飲まなきゃいけないんだぞって。好きなんですよね」とほほ笑む。

 古田土氏が作るカンパリソーダは、炭酸を丸ごと1本使い、氷は1個だけ。カンパリソーダはレモンスライスを入れることは多いが、レモンジュースを入れて飲みやすくしているという。

 「アペロールの方がカンパリよりアルコール度数は低いですが、アペロール スプリッツはワインを入れていますからそれほど度数は変わりませんよ」という古田土氏に言われ、2種を飲み比べてみる。

右からカンパリ、アペロール、アペロール スプリッツに使った白ワイン・カリテラ

 カンパリソーダを口に含むと、ほろ苦さの中にフルーティーな香りが広がり、アペロール スプリッツはさっぱりとした口あたりのなかに甘さが感じられる。どちらも爽やかな軽さに、このあと食事もお酒も楽しみたくなる高揚感に満ちてくる。

家でカンパリソーダとアペロール スプリッツを作るなら?

 「リキュールはもちろん、炭酸もレモンジュースも冷やした方がいいですね。でも、家でチャレンジして作ってもうまく作れないと言って、店に飲みに来るお客様も多いですよ」(古田土氏)ということだ。

 少し仕事を早く切り上げた日、休日の夕方に、カンパリソーダとアペロール スプリッツで余暇をスタートさせるのも楽しい時間となるはずだ。

取材協力: Bar Shake
http://www.barshake.jp/

月替わりで映画をテーマにしたBar Shakeのカクテルが。11月は「オータム・イン・ニューヨーク」

 

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