40代男が「カルピス」再発見!きっかけはメタボ解消と乳酸菌

気になる機能性表示食品「カラダカルピス」はなぜ飲まれるのか

2017.11.28(Tue)ワダヨシ
アサヒ飲料 マーケティング本部 商品開発グループ 課長補佐 荒川浩一氏

荒川浩一氏(以下、敬称略) まさにおっしゃるとおり、大人になって「カルピス」から遠ざかっていたお客様にも、飲んでいただきたいということが念頭にありまして、メインに想定しているお客様は40代の男性です。健康を意識してはいるけれど、運動や食事制限などのストイックな方法より、「カルピス」のような飲料を楽しみながら、効果を感じたいお客さまですね。

──まさに私です(笑)。すっきりした味わいで飲みやすいですね。

荒川 継続して飲んでいただきたいので、「カルピス」の味はしっかり感じながら、後味をすっきりさせることにこだわって、100回以上試作しました。スポーツドリンクなども参考に後味のよさを意識して、通常の「カルピス」とは別の柑橘系の香りも加えています。

 一番苦労したのは、そうした味わい全体のバランスを整えることでした。また、パッケージのデザインについても、本来「カルピス」が持っている親しみやすさ、優しさのイメージに加えて、これまでとは違った「カルピス」も感じていただけるように、「カルピス」らしい水玉と、シャープな印象のある縦のラインを組み合わせています。

カラダカルピスは真ん中がシェイプされたボトルを採用。こんな体型になりたい・・・

――「ダイエット」に効果のある機能性表示食品やトクホの飲料では、お茶やコーラなどの商品が思い浮かびますが、どんな違いがありますか。

荒川 「カラダカルピス」の特長は、いつでもどこでも、シチュエーションを選ばずに飲んでいただけることですね。脂肪を減らしたり、脂肪の吸収を抑え、排出を増加する機能をもつ飲料には、食事と一緒にとるのが良いとされる商品もありますが、「カラダカルピス」は食事と一緒でなくても構いませんし、もちろん一緒でもOKです。

 想定しているお客様の層は明確ですが、飲んでいただくシーンは幅広く考えています。おかげさまで、売上げもたいへん好調で、発売当初の年間目標だった150万箱を、200万箱に上方修正いたしました。

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