なぜここまで占い師に支配されたのか?
小阪:彼女は占い師なので、さまざまな芸能人から相談を受けます。その内容を週刊誌にリークし、その内容がそのまま記事になることがしばしばありました。本には細かく経緯を書きましたが、私も彼女からそうしたことをされた経験があります。また、彼女は占い師としてのアドバイスを通して自分に都合のいい人間関係を作っていました。
──この本によると、小阪さん以外にもかなり多くの芸能人が彼女に相談していた印象があります。
小阪:当時も数多くいましたが、今のほうがその数は多いのではないかと思います。
──現在も占い師として活動しているということですね?
小阪:そうです。
──小阪さんは2009年に一度引退されています。引退後に体重が激増し、強烈な内容のブログを次々と公開した時期がありました。何があったのですか?
小阪:詳細は本に書きましたが、当時はまさに姉さんに洗脳されていて、そのほうが面白がられて売れるからと、言われるがままに必死に体重を増やしておかしな言動を繰り返しました。
──彼女はなぜ小阪さんをおとしめるようなアドバイスをしたでしょうか?
小阪:姉さん自身、占い師になる前にグラビアアイドルだった時代があるのですが、あまり人気が出ず占い師に転身しています。一方、私が彼女に今後の活動などを相談していた時期は、私がまだ売れていた頃でした。そのことが癇に障ったのではないかと。
「仕事があるのに将来が不安」「どうしたら仕事を今後も得ていけるか」といった私の悩みは、それを諦めた人間からしたら不愉快だったのだと思います。彼女はとても見栄っ張りで、自分がどう見えるかにとてもこだわる人です。好きな人と会う時には、私に自分をどう褒めるかまで指示する人でした。
──なぜここまで占い師に支配されてしまったのですか?
小阪:当時はテレビが今よりもはるかに強い影響力を持ち、私はテレビの中でしか自分の活躍できる場所はないと思っていましたから、仕事が取れなくなったらどうやって生きていけばいいのかと、10代後半から20代前半で本気で悩んでいました。
でも、そうした悩みを相談できる相手がいませんでした。友達に相談しても「贅沢な悩み」「生意気な悩み」と疎まれることもあり、本当の意味で誰かに相談することができなかったのです。そういう時に、占い師という存在は相談相手として頼もしく映りました。