トランプ米大統領の忍耐はそう長くは続かない

 ハメネイ師とイスラム革命防衛隊幹部をはじめ多数の軍事・政治指導者の殺害、ミサイル発射システムの破壊、イランの防空システムと指揮統制システムを破壊し米・イスラエル両軍の攻撃機がテヘラン上空に安全にアクセスできる回廊を確保するという3大目標はほぼ達成された。

 イラン居住者の4割は体制を嫌っているペルシャ人以外のマイノリティー。ペルシャ系などマジョリティーの実に8割が体制を蔑んでいるとエルサレム・ポスト紙は分析する。ドナルド・トランプ米大統領の忍耐はそう長くは続かない。イスラエルに短期決戦のほか道はない。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(3月1日付)によると、CIA(米中央情報局)が数カ月にわたりハメネイ師を追跡、ハメネイ師を含むイラン最高幹部会合が2月28日朝、テヘラン中心部の指導者層専用施設で開かれることを突き止めた。

 昨年6月イラン核施設を攻撃した直後、トランプ氏は「われわれはいわゆる『最高指導者』がどこに隠れているか正確に知っている。彼はイージー・ターゲットだが、少なくとも現時点で彼を排除するつもりはない」と自身が創設したSNSトゥルース・ソーシャルに投稿している。