イスラエルはハメネイ師の遺体の写真を所持
事情に詳しい関係者はFT紙にテヘランの交通カメラは何年もの間ハッキングされ、暗号化された映像がテルアビブとイスラエル南部のサーバーに送信されていたと証言している。運命の2月28日イラン首脳部の警護部隊と運転手の動きからハメネイ師の居場所を突き止めた。
イスラエルの信号諜報部隊8200、モサドがリクルートしたヒューミント網、軍情報部の長年にわたる膨大なデータ収集が結実した瞬間だった。携帯電話基地局に妨害を加えて通話中のように見せかけ、ハメネイ師の警護部隊が緊急連絡を受け取れないよう通信を遮断した。
イランの最高指導者ハメネイ師。アメリカとイスラエルの攻撃により死亡したと伝えられている(提供:Iranian Supreme Leader's Office/ZUMA Press/アフロ)
イスラエルの英字紙エルサレム・ポスト(3月1日付)は「ハメネイ師暗殺の詳細が明らかになれば誰もが驚愕する」と報じている。「欺瞞、的確な情報、実行の質の高さ、独創性。イスラエルがハメネイ師の遺体の写真を所持していたという事実は理解を超えている」
あの10月7日イスラエルは「炎の輪」に囲まれ、歴史的な大打撃を受けた。イスラエル国民は立ち上がり、国防軍は実力を、情報機関は優位性を示した。今、炎の輪に囲まれているのはイランであり、ハメネイ師の遺体の写真はイランの現体制が置かれている状況を示している。