すっきりとした伸びやかな加速
次いで、東関東自動車道から館山自動車道を走ると、伸びやかな加速が心地いい。
メーターとセンターディスプレイを同一平面上に配置した「インテグレーテッドディスプレイシステム」が目立つインテリア(写真:筆者撮影)
EVならばどれも加速が伸びやかだと思うかもしれないが、EV専用に新開発したプラットフォーム「HEARTECT-e」、サスペンション、そしてタイヤとのマッチングの良さが、eビターラ特有のすっきりとした伸びやかさを実現している。
これはドライブモードをNORMALにした状態での感想だが、電費重視のECOモードでも、アグレッシブな走りを楽しみたいSPORTモードでも、アクセルを踏み込んだ際のモーターの反応ははっきりと変わるものの、すっきりと伸びやかさという観点ではNORMALモードと変わらない。
ハンドリングは欧州車のようにカッチリしているので、クルマ全体の動きの先読みができて操りやすい。例えば、宮野木ジャンクションにある大きな右コーナーで定常旋回をしてみると、パワーステアリングが少し重くなり、コーナーリングでの安心感が高まった。
再び幕張周辺の市街地に戻り、アクセル操作のみで加減速をコントロールするイージードライブペダルの効きをチェックした。低・中・強の3段階で設定可能だが、強にしても減速感が強過ぎる印象はなく、加速と同じようにすっきりした操作感で扱いやすい。
eビターラの2WDは走りに派手さはないが、かといって大人しいわけでもなく、すっきりとして伸びやかでワクワクするEVだと言える。車両重量は1790kgもあるが、クルマ全体の動きに重ったるさはなく、軽快さが目立つ。