生涯をかけて兄の夢に併走した秀長
織田信長の後継者としての地位を固めた秀吉は、天下統一へと動き出す。右腕となった秀長もまた、兄の夢を実現させるべく、生涯をかけて併走することとなった。
知られざる豊臣秀長の生涯について『戦国最高のNo.2 豊臣秀長の人生と絆』では「辣腕」「統治」「忍耐」「連携」などのキーワードで読みときながら、ナンバー2に求められる役割や人間力について掘り下げた。
来年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』のガイド本として役に立つことはもちろんだが、あらゆる組織で生きる人に参考になる一冊にすることができた。ぜひご一読いただきたい。
【参考文献】
『多聞院日記索引』(杉山博編、角川書店)
『史料大成多聞院日記〈全5巻〉』(竹内理三編、臨川書店)
『現代語訳 信長公記』(太田牛一著、中川太古訳、新人物文庫)
『完訳 フロイス日本史』(ルイス・フロイス著、松田毅一訳、川崎桃太訳中公文庫)
『図説 豊臣秀長 秀吉政権を支えた天下の柱石』(河内将芳著、戎光祥出版)
『豊臣秀長 シリーズ・織豊大名の研究』(柴裕之編、戎光祥出版)
『豊臣秀長のすべて』(新人物往来社編、新人物往来社)
『戦国最高のNo.2 豊臣秀長の人生と絆』(真山知幸著、日本能率協会マネジメントセンター)

