アメリカ向け人気ブランドが日本上陸!
夜になって、東京方面に戻る。
厚木ICを越え、海老名SA(サービスエリア)、綾瀬スマートIC、町田IC、青葉ICと断続的な渋滞が続いた。
ここではアイサイトXによる、完全停止からの自動発進機能がとても役立つ。しかも、低速域ではEVモード走行のため音や振動が少なく、ドライバーや乗員のストレスが少ない。
こうして3日間で約500kmを走行することで、クロストレックS:HEVの本質を理解することができた。
そんなクロストレックに関して大きなニュースが飛び込んできた。スバルのアメリカ向け人気ブランド「ウィルダネス」が、日本に上陸するというのだ。
ジャパンモビリティショーのプレスデー初日(10月29日)で、「フォレスター・ウィルダネス」が参考出展されたのに続き、翌日の30日には日本向けの「クロストレック・ウィルダネス」存在も明らかになった。
「クロストレック・ウィルダネス」日本仕様(写真:SUBARU)ワイルドさを強調したデザイン
スバルはウィルダネスが提供する商品価値を次のように表現している。
一歩先までたどり着く事ができる、そこで今まで見れなかった景色が見れる。
自然と共に生きるという価値観をスバルが後押し
技術面でウィルダネスは、悪路走破性を向上させるため最低地上高を上げ、急斜面での走破性を考慮してアプローチアングルとデパーチャーアングルを拡大している。またギアを低くして低速での走りの力強さを増し、牽引性能を上げているのも特長だ。
デザインも凝っている。外観もラギッド感やワイルドさを強調した。
「クロストレック・ウィルダネス」日本仕様を後方から見た様子(写真:SUBARU)こうしたウィルダネスの日本お披露目は、スバルがグローバルで進める新たなるブランド戦略の一環だ。
ウィルダネスのエンブレム(写真:SUBARU)アドベンチャー領域ではウィルダネス、またパフォーマンス領域ではSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)という2つのブランドを際立てることで、スバルブランド全体を再構築する計画だ。
今後、各種ウィルダネスの日本仕様をできるだけ早いタイミングで試乗してみたい。







