アサンジが暴露したヒラリーのオフレコ発言
2016年の大統領選に敗れたヒラリー・クリントン国務長官(
この事実は2016年、
ヒラリー氏が完全オフレコを条件に発言したのは、大手金融機関ゴールドマン・サックス関係者による会合の席上だった。
話題が、中国が「南シナ海」
「なぜ中国はあの海域を勝手に南シナ海と呼ぶのか。私は中国政府高官に問いただした」
「我々は第2次大戦で勝利し、太平洋を解放し守ってきた。我々は北米大陸の西海岸からフィリピンまでの海域を『アメリカ海』と呼んでおかしくはない」
(編集部注:ヒラリー氏は「American Ocean」ではなく「American sea」と呼んでいる)
(Hillary Clinton Liked Covert Action if It Stayed Covert, Transcript Shows - The New York Times)
大統領選立候補を念頭に入れて愛国心をくすぐるための「太平洋」
ヒラリー氏が大統領になった時、就任早々に大統領令を出して、
だが、冒頭に触れたヒラリー氏の「あざけるような笑い」
「メキシコ湾のようなちっぽけな話でなく、
敵も味方も見境なく関税恫喝外交を打ち出すトランプ氏の真の狙いは、巨大化する中国の脅威に身構えるため、
それならば、私(ヒラリー氏)が中国に突きつけた「太平洋→
トランプ氏にとっては「天敵」のヒラリー氏だ。唆されれば、
当代屈指の米コラムニスト、「ジ・アトランティック」
「この決断は、
「トランプ氏の帝国主義的傲慢さは知らず知らずのうちに帝国の衰退
「敗者になっているのに勝者のように振る舞っているのだ」
(The ‘Gulf of America’ Is an Admission of Defeat - The Atlantic)